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カテキン先生のお茶講座 第29回 夏の夜空を彩る打ち上げ花火

2022.07.04 日本の伝統文化・四季カテキン先生 お茶講座

カテキン先生のお茶講座 夏の夜空を彩る打ち上げ花火

 

夏の風物詩といえば夜空にドーンと上がる美しい花火

日本の花火の精巧さと高い芸術性は世界でもトップクラス!

 

そんな鑑賞花火は、1613年8月6日に静岡市の駿府城で

徳川家康が手筒花火を見たのが始まりとも言われています。

 

そこから400年、日本の花火は進化をし続け今では色も形も多彩になりました。

 

名前も風流 日本の花火

1時間目 名前も風流 日本の花火

花火の名前を「玉名(ぎょくめい)」といいます

玉名はその花火が打ちあがって消えるまでを表現していて、

玉名だけで花火の情景を正確に思い描くことができれば、

立派な花火通と言えるそうです。

まずは基本的な玉名からご紹介です。

 

牡丹

牡丹 花火 玉名

最初から鮮やかな色の炎を出して開く花火

 

 

型物(かたもの)

型物かたもの 花火 玉名

土星やハート、蝶々などの形に開く花火

 

 

冠菊(かむろぎく)

冠菊かむろぎく 花火 玉名

大きく開いて流れ落ち、地面近くで消える花火

 

 

菊

菊 花火 玉名

丸く尾を引きながら広がって花火

 

 

柳

柳 花火 玉名

光が群れをなし、上空から降ってくるように見える花火

 

 

他にも、上るときに音を出しながら上る「昇笛付(のぼりふえつき)」や

中心に芯があるものを「八重芯(やえしん)」と言ったり、

たくさんの玉名が付けられています。

 

 

 

これらの玉名が組み合わさって、一発の花火に玉名が付けられます。

例えば「昇天銀龍小花咲 大輪錦冠菊 小割浮模様」

昇天銀龍小花咲 大輪錦冠菊 小割浮模様 玉名 花火

 

どんな花火か思い描けますか?

答えは・・・

 

「銀の光の尾と小さい花を咲かせながら上昇した後に、

大きく錦色に開いた星が、光りの線を描きながら垂れ下がり、

後から小花の群れが一斉に咲く。」

花火なのだそうです。

昇天銀龍小花咲 大輪錦冠菊 小割浮模様 花火 玉名

 

 

2時間目 花火の大きさと上る高さ

打ちあがった時の花火の大きさはどれくらい?

「たまや~、かぎや~」で知られる東京の「隅田川花火大会」は

川幅が狭くビルや住宅も近いため、

5号玉までと制限されています。

 

四尺玉は、1985年(昭和60年)片貝まつり(新潟県小千谷市片貝町)にて

花火師・本田善治が世界で初めて打ち上げに成功させました。

以来、四尺玉の打ち上げは片貝まつりの定番となっています。

今年は3年ぶりに開催決定!

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