カテキン先生のお茶講座 第29回 夏の夜空を彩る打ち上げ花火

夏の風物詩といえば夜空にドーンと上がる美しい花火
日本の花火の精巧さと高い芸術性は世界でもトップクラス!
そんな鑑賞花火は、1613年8月6日に静岡市の駿府城で
徳川家康が手筒花火を見たのが始まりとも言われています。
そこから400年、日本の花火は進化をし続け今では色も形も多彩になりました。

1時間目 名前も風流 日本の花火
花火の名前を「玉名(ぎょくめい)」といいます
玉名はその花火が打ちあがって消えるまでを表現していて、
玉名だけで花火の情景を正確に思い描くことができれば、
立派な花火通と言えるそうです。
まずは基本的な玉名からご紹介です。
牡丹

最初から鮮やかな色の炎を出して開く花火
型物(かたもの)

土星やハート、蝶々などの形に開く花火
冠菊(かむろぎく)

大きく開いて流れ落ち、地面近くで消える花火
菊

丸く尾を引きながら広がって花火
柳

光が群れをなし、上空から降ってくるように見える花火
他にも、上るときに音を出しながら上る「昇笛付(のぼりふえつき)」や
中心に芯があるものを「八重芯(やえしん)」と言ったり、
たくさんの玉名が付けられています。

これらの玉名が組み合わさって、一発の花火に玉名が付けられます。
例えば「昇天銀龍小花咲 大輪錦冠菊 小割浮模様」


どんな花火か思い描けますか?
答えは・・・
「銀の光の尾と小さい花を咲かせながら上昇した後に、
大きく錦色に開いた星が、光りの線を描きながら垂れ下がり、
後から小花の群れが一斉に咲く。」
花火なのだそうです。

2時間目 花火の大きさと上る高さ
打ちあがった時の花火の大きさはどれくらい?

「たまや~、かぎや~」で知られる東京の「隅田川花火大会」は
川幅が狭くビルや住宅も近いため、
5号玉までと制限されています。
四尺玉は、1985年(昭和60年)片貝まつり(新潟県小千谷市片貝町)にて
花火師・本田善治が世界で初めて打ち上げに成功させました。
以来、四尺玉の打ち上げは片貝まつりの定番となっています。
今年は3年ぶりに開催決定!
アクセス数: 3261







