カテキン先生のお茶講座 第8回 水出し緑茶のいろいろな楽しみ方
この記事の目次
この夏は、
いろいろな淹れ方で「水出し緑茶」を楽しもう
ほっと一息、ティータイムに欠かせない緑茶。
暑い季節には、ひんやり夏仕立ての緑茶でおもてなし。
同じ冷たいお茶でも、淹れ方によって味わいも様々です。
今回は代表的な淹れ方を4つご紹介します。
ノンカロリーで栄養成分も豊富な緑茶で、暑さを乗り切りましょう!
1時間目 水でじっくりと
まずは基本、冷水でお茶を淹れる!
水出し茶専用のティーバッグやいつも飲んでいる茶葉を使って、冷やした水で淹れます。
水で淹れると鮮やかな緑色の水色が長持ちし、口当たりが柔らかで、爽やかな味わいが楽しめます。
冷水ポットにティーバッグ1袋と水400㏄~500㏄を入れ10分ほど待ちます。
マドラーなどで軽くかき混ぜればより早く出来上がります。
また、フィルター付きの冷水ポット(約1ℓ)に、茶葉を10g~15gを入れ、冷水を注ぎじっくりお好みの濃さに抽出されるのを待ちます。
最後に氷を浮かべれば出来上がりです。
2時間目 急須でゆっくりと
じっくりと抽出される氷出し茶
氷を使って玉露や高級煎茶を小粋に味わう!
甘味がゆっくり溶け出し、まろやかで贅沢な味わいが楽しめます。
急須やガラスのポットに1人分約5gを目安に茶葉を入れ、茶葉を覆うように氷をまんべんなく並べ、そのまま静かに氷が溶けるのを待ちます。
2煎目も十分美味しくお飲みいただけます。
3時間目 氷でさっと
いっきに冷やす「冷茶」
水出しではなく、いつもと同じように温かいお茶を氷の入ったコップに注ぎ、急速に冷やす淹れ方です。
渋味も溶け出ししっかりした味わいで、急冷で鮮やかな水色のまま楽しめます。
いつもよりお湯の量を少し減らし濃いめのお茶を、氷たっぷりのコップにいっきに注げば出来上がりです。
急な来客のときでもすぐに冷たいお茶を差し上げることが出来ます。
4時間目 抹茶を冷やして
生菓子と一緒に冷抹茶はいかがでしょう。
茶杓に約2杯を目安に少し濃いめの抹茶を点てます。
涼し気なガラスの器にロックアイスを浮かべ、抹茶と氷が馴染んだら夏にぴったり冷抹茶の出来上がりです。
特別授業 水出し緑茶でも栄養満点
水から淹れる緑茶は、じっくりゆっくりお茶の旨みと栄養成分が水に溶け出してきます。
お湯に溶け出す渋味や苦味となるタンニンやカフェインが抑えられ、甘みのもとであるテアニンや、熱に弱いビタミンCも壊れずに抽出されます。
夏にぴったりの飲み物でリフレッシュ効果もあり、汗とともに失われたビタミン類を補い、胃液の分泌を促す働きがあるため、夏バテ防止にも効果的です。
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※この記事は、ご注文の商品に同封している『カテキン先生のお茶講座』の、第55回の内容を元に編集・作成しました。
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