カテキン先生のお茶講座 第23回 昔から伝わる春の行事
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温かい日が増えて、草木が芽吹き、花が咲き鳥のさえずりも賑やかな季節になりました。
季節の行事も簡略化されつつありますが昔から伝わる春の行事のご紹介です。
春分 3月20日
春のお彼岸
「春のお彼岸」とは、春分の日を挟んだ前後3日間のことを言います。
今年の春のお彼岸は3月17日から3月23日。
お彼岸は秋にもあり、「秋のお彼岸」は秋分の日を挟んだ前後3日間になります。

なぜお彼岸にお墓参りをするのでしょう?
太陽が真西に沈む「春分の日」と「秋分の日」は、極楽浄土の世界と最も近くになる日と考えられ、ご先祖様の供養が行われてきました。
また昔から、春には豊作を願い、秋には収穫を感謝しており、自然の神々に感謝する教えもあったようです。

春のお彼岸にお供えするのは、おはぎ?ぼたもち?
春のお彼岸にお供えするのは、「ぼたもち」が正解です。
でもどちらも同じ和菓子ですよね。漢字で書くと理由がわかります。
「ぼたもち」は「牡丹餅」、「おはぎ」は「お萩」、それぞれの季節で咲く牡丹と萩から名前がつけられました。

花まつり 4月8日
お釈迦様の誕生日
花まつりは、正式には「灌仏会(かんぶつえ)」と言い4月8日のお釈迦様の誕生日を祝う全国の寺院で催される行事です。
花まつりは、寺院以外にも、寺院が経営する幼稚園や保育園の行事にもなっていて、お釈迦様の像(誕生仏)にお花を供えたり、甘茶をかけてお祝いします。
天上天下唯我独尊
お釈迦様は、生まれてすぐに立ち上がって七歩歩き、右手で空を、左手で大地を指して「天上天下唯我独尊(てんじょうてんげゆいがどくそん)」と述べたと伝えられております。「この世で私が一番偉い」と誤解しそうな言葉ですが、「この世に授かったこの命こそが限りなく尊い」という意味だそうです。

八十八夜 5月1日
茶摘みシーズン
立春から数えて88日目を「八十八夜」といい、今年は5月1日になります。
この頃は、気候が暖かく穏やかになり、稲の種まき準備や茶摘みのシーズンになります。

末広がりで縁起の良い「八」の字が二つ重なった「八十八夜」は、縁起のいい日と考えられ「八十八夜に摘んだ新茶を飲むと病気にならず長生きする」といわれています。

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