カテキン先生のお茶講座 第11回 お茶漬け特集 in 静岡
「お茶漬け」を主役に!!
お茶を使った料理と聞いて最初に浮かんでくるのは「お茶漬け」ではないでしょうか。
あっさりとしていて、さらさらと食べることができ、食欲がない時でも栄養を補うことのできる万能料理です。
今回はこのお茶漬けを知り、よりおいしくこだわって食すことをご提案します。
さらに、静岡ならではのお茶漬けをご紹介しますので、ご家庭で静岡の味を楽しんでいただけたらと思います。
>>TBS系番組『名医のTHE太鼓判!』にて、「お茶漬けで脂肪が減る」と放送
1時間目 お茶漬け基礎知識
意外と奥が深いお茶漬け
お茶漬けの歴史から、お茶、お米、香の物・薬味・香辛料などのお茶漬けをおいしく食べるコツまでをお話しします。
お茶漬けの歴史
お茶漬けは、江戸時代中期には存在が確認されていて、客人をもてなすごちそうだったと言われています。
しかし、その当時はムギやヒエが主食だった為、お茶漬けにしてもあまり美味しいものではなく庶民には広まらなかったようです。
お茶漬けが普及したのは白米が主食として定着してきた昭和になってからと考えられています。
基本となるごはん
お茶漬けは冷や飯を美味しく食べるというイメージがあるかもしれませんが、実は炊きたてのごはんで食べることが一番おいしいのです。
そして、ポイントは「かため」ということです。
やわらかいと汁が濁り、ごはんがベチャベチャして風味が半減してしまうからです。
味の決め手となるお茶
お茶漬けの味を決める重要な材料の1つが「お茶」です。
一般的にお茶漬けに使用されているのは煎茶で、具材が少量で淡泊な味わいのものに向いています。
逆に具材の量が多く、しっかりとした味わいのときは、番茶やほうじ茶等のサッパリとしたお茶でいただくことをオススメします。
通常は茶葉2~3gに湯を約150ml入れ1~2分浸出させたお茶を使用しますが、お茶好きな人は茶葉の量を3~5gにして濃いめに入れると良いかもしれません。
また、ごはんにかけるお茶の約1/3~1/2のだしを先にごはんにかけ次に残りの量のお茶をかけたり、あるいはお湯の代わりにだしでお茶を淹れると、また違う風味のお茶漬けを楽しむことができます。
香の物・薬味・香辛料
香の物や薬味、香辛料を加えるだけで一段とお茶漬けの味を引き締め深い味わいにしてくれます。
また、お茶漬けを食べる直前に炒った胡麻をすり鉢で擦って振りかけたり、三つ葉を食べる直前に刻んでのせるとより豊かな風味を演出することができます。
2時間目 お茶漬けレシピ
お茶処静岡のこだわり簡単お茶漬けレシピをご紹介
静岡県の特産品である鰻やわさび漬け、浜納豆を使った御当地お茶漬けです。
鰻茶漬け
◎鰻のお茶漬けをご家庭で手軽に楽しむ
材料
- 鰻の蒲焼き・・・1/2切れ
- 三つ葉・・・1葉
- 切り胡麻・・・お好みで
- ほうじ茶・・・適量
蒲焼の表面を少しカリッとするくらい焼きます。
蒲焼を短冊状に切り、ご飯の上に盛り付けます。
三つ葉、切り胡麻をちらし、熱々のほうじ茶をかけて出来上がり。
鰻の蒲焼きの味がしっかりしているので、さっぱり香ばしい味わいのほうじ茶が良く合います。
わさび海苔茶漬け
◎静岡名産のわさび漬けを使った本格海苔茶漬け
材料
- わさび漬け・・・15g
- 焼き海苔・・・半帖
- かつお節・・・5g
- 醤油・・・小さじ2杯
- 煎茶・・・適量
かつお節、細かくちぎった焼き海苔、わさび漬けをのせます。
その上から醤油を垂らし、熱い煎茶をかければ完成です。
※辛さの調整は、わさび漬けの量で調整してください。
煎茶の程よい渋味が、わさび漬けの甘味と辛味には良く合います。
海苔の風味と煎茶の香りも相性抜群です。
浜納豆茶漬け
◎徳川家康も好んだ浜納豆がお茶漬けに早変わり
材料
- 浜納豆・・・適量(4、5粒)
- 白胡麻・・・お好みで
- しょうが・・・お好みで
- 番茶・・・適量
あたたかいご飯にお好みの分量の浜納豆をのせ、熱い番茶をたっぷりかけるだけ。
お好みで白胡麻を炒ってすり鉢ですったものを振りかけたり、しょうがを千切り等にして添えるのも良いでしょう。
番茶のあっさりとした味と香りが、浜納豆の風味と深い味わいをより一層引き立ててくれます。
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